1st Project: 日本デジタルメディアオブザーバトリー(JDMO)
「偽情報に立ち向かう、開かれた協働プラットフォーム」
日本デジタルメディアオブザーバトリー(JDMO)は、インターネット上の偽情報や誤情報(ディスインフォメーション)の拡散に立ち向かうために設立された、独立した市民・研究者・専門家による協働プロジェクトです。ヨーロッパにおける成功事例である欧州デジタルメディアオブザーバトリー(EDMO)の理念を受け継ぎ、JDMOは日本社会における信頼できる情報環境の構築を強力に推進します。
JDMOのミッションは、ファクトチェッカー、学術研究者、メディア関係者、政策立案者などが連携する国際的なハブとして機能することです。私たちは、日本国内だけでなく、世界中のパートナーと協力し、情報健全性の向上に貢献します。
JDMOの活動を支える 5 つの柱(戦略的アプローチ)
JDMOは、以下の 5 つの柱に基づき、偽情報対策の最前線で活動を展開します。
- 1.ファクトチェックの連携強化と支援
国内外のファクトチェック団体を体系的にマッピングし、共同プロジェクトや国際的なトレーニングを推進します。これにより、国境を越えた偽情報対策の連携を強化し、迅速で効果的な検証体制を構築します。 - 2.偽情報研究の推進と国際リポジトリの構築
偽情報に関する最新の学術研究や査読論文を世界中から収集・整理し、大規模なリポジトリ(データベース)を構築します。学際的な研究連携と発展を支援し、科学的知見に基づいた対策を可能にします。 - 3.メディアリテラシー教育の普及と公共ポータルの運営
メディア従事者・教育者・一般市民を対象に、偽情報を見抜き適切に対処するための教材や情報を提供します。オンラインの公共ポータルを通じて、誰もが無料でアクセスし学べる仕組みを整備します。 - 4.学術研究者への安全なデータアクセス提供
研究者が偽情報拡散の実態を科学的に分析できるよう、プライバシーに最大限配慮した安全なデータアクセス環境を設計・提供します。これにより、エビデンスに基づいた政策提言を可能にします。 - 5.公的機関への政策支援と透明性の監視
SNSやオンラインプラットフォームが導入する偽情報対策ポリシーを継続的にモニタリングし、その効果と透明性を評価。公的機関に報告・助言することで、社会全体の情報健全性を高めます。
私たちの目指す未来
JDMOが目指すのは、次の 2つの目標を実現することです。
- 「事実に基づく議論が尊重される、健全な民主社会」
- 「信頼できる情報環境を次世代へ確実に継承すること」
この目標達成のために、メディア、教育、研究、市民社会が協力し合う
オープンで独立したプラットフォーム
として、JDMOは活動を続けてまいります。
